夏だ!海だ!集合だ!


海水浴終了後、薄暗いリビングにユウと暁が2人きりでいる、他に気配はない。
(゚ω゚)「いやー、まさかあんたがこんな風に登場するとは・・・」
「こっちのほうがしゃべりやすいかなと思って。ノイジもわざわざ僕の声を翻訳しなくて済むしさ」
(゚ω゚)「・・・めっちゃ違和感あるなそれ」
「僕もそう思うよ」
(゚ω゚)「せやね」
「うん」
2人は今回の事を楽しく話し合った。
ああ、今後もこのような事が続けばいい。
(゚ω゚)「そういやさ」
「ん?」
(゚ω゚)「こないな事考えるのもあれやけど・・・これはいったい何のため?」
「・・・特に意味なんてないよ。ただ、ノイジに休憩ついでに海でも見せようかなって」
(゚ω゚)「意外と優しいんやな」
「あはは」
(゚ω゚)「・・・海行ってやったことは、全部お前のシナリオ通りか?」
「・・・そんな小さな事は変えられない。それは確定されていない、自分の意志による自由な行動だ」
(゚ω゚)「さよか」
「あまりそういう事を考えずに楽しんでもらいたいね。君は種なのだから」
(゚ω゚)「・・・まあ、みんなに危害が及ばんようなら、好きにやるか」
「うんうん」
そんな話をした夜更けすぎ。
次の修正点まではもうすぐだ。
このイベントを覚えていられるのは花と種。根である彼らは記憶を引き継げない。
それでも、一時でも彼らが笑顔で居られたならば、それでいいと私は思っている。